GtC塗りとやらの模索

こちらのカテゴリに投稿するのはだいぶ久しぶりですね…
原稿作業ある程度落ち着いたので、合間時間に色々調べておりました。

GtC塗り、参考にさせて頂いたのは以下の動画です。
 デジタルでの色塗りがもうほんっっっっっっっっっとうに苦手で、常々逃げ続けてきたのですが、この塗り方は色塗りが苦手な人でもとっつきやすく、レイヤー枚数も抑えられるということで…じゃあやってみるか!と軽率に乗っかってみた所存です。
今までだと、ちゃんと塗るときはグリザイユで頑張っていたのですが…どうも色がくすんでイメージしたものと違うという結果になりがちだったんですよね。

取り敢えず、線画レイヤがあること前提で簡単に工程をまとめると

①ベース作成
新規レイヤを作成し、線画をベースに全体を明度20%のグレーで下塗りする。
前項で作った下塗りに透明ロックをかけ、明度50%のグレーで影をつける。大きめのブラシを使ってざっくりと面を取る、チマチマじゃなくざっくり!!(強調)
影を微調整、白でハイライトを入れる。
(白目もここで塗ってOK)

②色塗り
影、ハイライトまで入れた状態のベースレイヤの上に乗算で新規レイヤを作成し、ベースレイヤにクリッピング。このレイヤにキャラの固有色を塗っていく。
前項で作ったレイヤの上にオーバーレイで新規レイヤを作成、くすんだ色味をあざやかにするイメージで色を置いていく。ベース色と影色を分けて塗ったり、色を混ぜたりといった調整はここで行う。

③色トレス
線画の色を変える作業、明るめの色を使うとポップに、暗めの色を使うとシックに仕上がる。

てな感じだったはず。
動画ではベースレイヤのハイライトや影は全て一枚のレイヤで済ませてたけど、それぞれ分けてフォルダに突っ込むとかでもいいかと思った。色塗りの段階も同じく。
デジタルのいいところは「いくらでも調整ができる」事だと思っているので、それを考えるとちゃんと色ごと・役割ごとに分けたほうがおそらくやりやすいんじゃないかなぁ。
後、使う色はカラーパレット等でちゃんとどの色か分かるように管理しておいたほうが絶対によさそう。乗算・オーバーレイを通して見える色は実際の色とだいぶズレているから、もし塗り足したりはみ出しを調整する場合にスポイトが使えなくなるから。

でも問題点はそれくらいで、慣れたら格段に作業速度早くなりそう。
何度も動画見直しつつ、模索してみようと思います。
実践ということで1枚ざざっと落書きしてみた。多分30分もかかってないはず…
出来はともかく、色を作る工程がとても楽しい。楽しいと思えるってことは恐らく自分に合っているってことなので、うまくつかめるまであーだこーだやってみようと思います。
次の本の表紙はこのやり方で塗ろうかなぁ…

TOBIUO RIOT

かいたひと→鰆しお 無断転載禁止 / Repost is prohibited.